歩くというのは人間の活動の基本。その歩きをキビキビ行なえばウォーキングになる。人間にとっても、一番手軽な運動だ。まさに、背筋を伸ばし、腕を振って、リズミカルに歩く。そうやって正しい姿勢で歩くことができれば、運動効果も高くなる。
街や公園の風景を楽しみながら歩く
正しく歩くことは、からだのバネをつくる。そういうイメージをもてば、リラックスしてスムーズに歩くコツがつかめるし、自然とスイスイ感が生まれる。背筋力がつき、背中もピーンと伸びるようになって姿勢がよくなる。
こうなると、ウォーキングの運動効果もアップする。ダラダラ歩くより、はるかに身体をめざめさせるのだ。
大切なことは3つ。
第一に、歩くこと自体を楽しむこと。街や公園の風景を楽しみながら歩ければ、心は自然とリラックスして気分も良くなる。
第二に、ムダな力を省くこと。肩の力を抜き、姿勢を正して大きく呼吸してみる。それだけでも余分な力が抜けてくる。
第三に、できれば速く歩くことを意識してみよう。腕を大きく振り歩幅も伸ばす。そうすることで、今まで使っていなかった腕や脚の筋肉が鍛えられていく。少しずつ基礎体力が充実していく。(ページ2に続く)