◆負荷の軽い持続的な運動が体脂肪を効率的に燃焼させる

 

他のスポーツと比べても、体脂肪の燃焼率が高いのがランニングだ。つまり、ダイエットに向いた運動だということだ。このことは運動生理学から見ても明確な根拠がある。そのあたりを説明していこう。

エネルギー消費量の法則

運動生理学の研究では、心拍数を1分間に120程度に保って運動を続けた場合が一番効率よく脂肪が燃焼されることがわかってきた。この心拍数120程度というのが、軽いランニングに当たる。つまり、脂肪を燃やすのに、苦しいほど頑張って走る必要はまったくない。
もちろん、走るスピードを上げれば、それだけ消費カロリーも大きくなる。ただし、スピードを上げてしまっては、長時間のランニングができなくなってしまう。




ここが大切なポイントなのだが、エネルギー消費量は、スピードよりも時間に沿って増大するという法則がある。だから、短時間でスピードを上げるより、ゆっくり長く走ったほうが減量には効果があるのだ。
そもそも、運動の際のエネルギー源になるものにはグリコーゲンと脂肪の二つがあるが、どちらがより多く使われるかは運動の負荷に応じて変わってくる。(ページ2に続く)



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体脂肪を効果的に減らすのが有酸素運動!

体重オーバーの原因となっているのは体脂肪である。わかりやすく言えば、「ダイエットというのは、余分な体脂肪を減らすこと」なのだ。
この体脂肪とは、脂肪細胞のことだ。皮下、腹部、筋肉細胞のすき間など、人間のからだの至るところにたっぷり付きやすくなっている。ただ、脂肪細胞は重要な働きもしている。栄養のタンクにもなるし、内臓の温度を保つ役目もある。
また、脂肪がなくなると、ホルモンも作れなくなる。脂肪は人体に絶対に欠かせないものだ。
ただし、余分にありすぎることが問題となってしまう。
よくサウナに入って減量したつもりの人がいるが、あれは水分をからだから抜いて一時的に体重が減ったつもりになっているだけ。
根本的なダイエットになっていない。なぜなら、減らすべきは水分ではなく脂肪だからだ。
脂肪を減らすためには、持続的に行なうことができる有酸素運動がいい。
有酸素運動とは、酸素を体内に取り込みながら行なう運動のことで、たとえばウォーキング、ランニング、水泳、自転車などがある。
自分のライフスタイルに合わせて、定期的に一番取り組みやすい有酸素運動を始めればいい。
重ねて言うと、長く続けることができる有酸素運動こそが、健康的にダイエットする最良の方法となる。

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